「徒然の森」第1回

　　新年會(huì)

　　お正月の2日に例年通り學(xué)生、家族、友達(dá)を招いて新年會(huì)を行った。今年は生後2カ月の赤ちゃんもいて、次々みんなに抱かれて笑ったり泣いたりしていた。

　　初めて學(xué)生を招いたのはもう10年以上前、新年を家族と離れて1人で過(guò)ごすのは寂しいだろうと考えたからだった。今では我が家の慣例となり私の家族も楽しみにするようになった。

　　いつも「先生は料理が上手だ」とお世辭を言われているが、実は「すき焼き」「しゃぶしゃぶ」「寄せ鍋」「鮨」などを中心に用意しているので、私の料理の腕は誰(shuí)にも分からないのだ。ところが今年はニュージーランドの學(xué)生がベジタリアンだったので、普段は作らないような「はすのきんぴら」「こんにゃくの味噌でんがく風(fēng)」などいわゆる本當(dāng)の野菜料理を準(zhǔn)備しなければならなかった。彼女にだけは私の腕がばればれだ。

　　その彼女は在日韓國(guó)人の戀人を連れてきていた。在日三世の彼が韓國(guó)人と韓國(guó)語(yǔ)では話(huà)が通じないと言って、日本語(yǔ)で話(huà)しているのには考えさせられた。學(xué)校で習(xí)った韓國(guó)語(yǔ)と韓國(guó)人が話(huà)す韓國(guó)語(yǔ)がちょっと違ったようだ。また彼は今年初めて韓國(guó)に行く予定だとうれしそうに話(huà)した。日本人の私がもう5回も韓國(guó)に行っているというのに???。

　　例年のように夫がこの日だけはまめまめしく働くのには困った。日本の夫がみんなこんなにいつも家事の手伝いをするのかと誤解して、日本人男性にあらぬ幻想を持つのではないかと心配した。飲んだり、食べたり、しゃべったり、楽しい一日だった。

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「徒然の森」第1回

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