共同購(gòu)入グループの活動(dòng)停止

　　昨年夏、10年近く続けていた共同購(gòu)入グループのボランティア活動(dòng)を止めた。中心になっていた人が70歳を超えてもう體力の限界と言い、私には引き継ぐ時(shí)間も能力もなかったのでグループを解散することになったのだ。

　　私たちが活動(dòng)を引き継いで20年近くが経っていた。當(dāng)時(shí)はポストと呼ばれる牛乳や食品の配達(dá)拠點(diǎn)が、私たちの住むエリアで60以上もあった。しかし年々減って解散時(shí)には半分近くになっていた。また各ポストも年寄りばかりになって數(shù)も減り、運(yùn)営も難しくなった。最近は赤字続きで、積み立て金を取り崩すようになっていた。もう限界だったと思う。最後にお金が僅かながら殘ったので、會(huì)員にチーズを配ることができたのが不幸中の幸いだった。

　　私たちの共同購(gòu)入グループに限らず、生協(xié)の活動(dòng)も様変わりしている。地域に「班」という共同購(gòu)入組織を作って、みんなで協(xié)力して活動(dòng)するという形式を煩わしいと考える人が増えているのだ。そのため「?jìng)€(gè)人班」が急速に伸びている。できないときはお互い様という考えより、誰(shuí)にも迷惑をかけたくないという人たちが増えたためかもしれない。それ以前に、働いている人が多くなったという変化もある。だからだろうか、自宅に配達(dá)してもらうより店舗へ行くほうがいいという人も多い。

　　子供に安全な食べ物を與えたいという動(dòng)機(jī)で私はさまざまな共同購(gòu)入活動(dòng)に參加したり、自然食品の店で買い物をしてきた。しかし子供も大人になり、正直言って熱意がかなり薄れている。今でも生協(xié)で品物を買っているが、最近は美味しければいいかという気持ちが時(shí)折忍び込んでくる。

　　自分の畑で作ったものを食べ、毎日パンを焼いている友人もいるが、本當(dāng)に贅沢な暮らしをしていると思う。羨ましいと思うけれど、私はほかのことに時(shí)間を使いたい。殘された時(shí)間が少なくなってきたからだ。

　　新年を迎え、するべきことを取捨選択しなければならないと考えている今日このごろである。